丸の内で働くブロックチェーンエンジニアのブログ

ブロックチェーンエンジニアとして働いています。勉強している技術情報やニュースを紹介します。

Bitcoin Cashの環境構築をDockerで行う

この記事では、Mac OS Sierra 10.12.6を使っています。

Bitcoinのsegwit2xの取りやめ、ビッグブロックの再評価などでBitcoin Cashが非常に盛り上がっていますね。Bitcoin Cashのマイニングをしたい方向けにBitcoin Cashのノード構築をdockerで行います。

Dockerによる仮想通貨のノード構築シリーズはこちらです。

qiita.com

www.blockchainengineer.tokyo

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Ethereumをざっくり解説してみる

本日、EthereumのハードフォークByzantiumが行われました。今のところ、大きなトラブルなども聞かず無事に終わったようです。これによってパフォーマンス向上やZcashの技術zk-Snarksが取り込まれるなど、大きな意義を持つアップデートになったと思われます。Ethereumは、自由度が非常に高く私も大好きなブロックチェーンで、ICOブームが続いている現状、これからもまだまだ拡大していくと思っています。

今回、話題になったEthereumについて、White Paperに基づいてまとめてみます。(マニアックなところは置いてざっくり解説します)

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Coinhiveで採掘される匿名性通貨Moneroはどの程度匿名か、仕様を調べてみた

最近話題になっているCoinhiveというスクリプトがあります。サイトの運営者が、閲覧者に仮想通貨をマイニングさせて、その収益を受け取るというもので、JavaScriptで動きます。

話題の「Coinhive」とは? 仮想通貨の新たな可能性か、迷惑なマルウェアか

広告収入の代替手段になりうるかもしれないと言われており、勝手に閲覧者のCPUパワーを使うのはともかく、仕組み的には面白いものだと思います。Wikipediaなど広告に頼らないサービスが、閲覧者のCPUパワーを借りて通貨をマイニング、収益を確保するという手段も考えられるのではないか、と思います。

ここで気になったのが、マイニング対象が匿名性通貨Moneroであるという事です。CPUで十分マイニングできるということで選ばれていますが、マイニング後の動き、収益の確保状況も完全に匿名化できそうです。動きが見えないという意味では、現金でも同じかもしれませんが。。

気になった勢いでMoneroの匿名性の仕組み、どの程度Moneroに匿名性があるのか、Moneroの匿名性による不都合をカバーする仕組みについて調べてみました。

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ブロックチェーンエンジニアは実際どのくらい必要とされているかを求人要件から考えてみる

業界が全く成熟していない状態で、こんな記事を書くのはおこがましいのですが。。。
ブロックチェーンエンジニアは実際どのくらい必要とされているか、また求められる素養について、まだまだ情報がなく指針もない状態です。

ブロックチェーンエンジニアというのは、一部の仮想通貨界隈を除いてかなりマイナー職種な気もしますが、仮想通貨、ICOバブルと共に徐々に知名度が広がって行くと思います。もしメジャーになれば、スキルセットについても、一昔前のデータサイエンティストブームのように、データサイエンティストのスキルセットなるものが整備されて行くのかもしれません。今、日本に2つほどあるブロックチェーンの協会が旗振りするのかどうかは定かではありませんが。

そんな情報がない中なので、ブロックチェーンエンジニアの募集要項について調べてみて、ブロックチェーンエンジニアは現状どのくらい必要とされているか、またどういうスキルが求められているかを考えてみようというのが本記事の趣旨です。

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Ethereumの環境構築をDockerで行う(geth,parity)

この記事ではMac OS Sierra 10.12.4を使っています。

Ethereumの環境構築について、最近聞かれるのでまとめました。 現在、Ethereumの環境構築ではメジャーな方法が以下の2つあると考えています。

  1. gethを利用する

  2. parityを利用する

今回は2つの方法ともまとめてみようと思います。 「Ethereunで仮想通貨を発行する」ではgethをそのままインストールして使いました。 ですが既存のDockerイメージを使う方が便利で、早く構築できるので、Dockerイメージを利用する方法でまとめます。

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Ethereumで仮想通貨を発行する(2)

この記事ではMac OS Sierra 10.12.4を使っています。

前回はgethの環境構築まで実施しました。

Ethereumで仮想通貨を発行する(1) - 丸の内で働くブロックチェーンエンジニアのブログ

今回は仮想通貨コントラクトの発行を行います。

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Ethereumで仮想通貨を発行する(1)

この記事ではMac OS Sierra 10.12.4を使っています

Ethereumは、シンプルなコードで書かれた「コントラクト」を実行することで、様々なネットワークを生み出すことのできるブロックチェーンです。

コントラクトとしては「通貨を発行する」、「税金を払う」、「クラウドセールを実施する」など様々な種類のものを発行することができ、その手軽さと汎用性の高さからAugur,DAO,OmiseGOなどEthereum上でトークンを発行されたプロジェクトは多々あります。

何回かに分けてEthereumで仮想通貨を発行する、というところまでチュートリアルでやってみます。今回はgethの環境構築までを実施します。

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