暗号通貨
前回はLWWのLSAGについて記事を書きました。こちらの知識を元にして、MLSAGはどのようなものかをこの記事では述べていきます。 MLSAGはRingCTの導入時にMultilayered Linkable Spontaneous Anonymous Group signaturesとして提唱された署名方法です。 元論文…
セキュリティトークンが盛り上がっていますが、今月「ERC-1400: Security Token Standard」としての提案がEthereum Improvement Proposal上で行われました。なお、この提案はFinalizeされていないため、ERCではなくEIP1400になります。 また、EIP1400は議論…
暗号通貨サービスのセキュリティ検討に利用できる基準 CryptoCurrency Security Standard(CCSS)という暗号通貨セキュリティ基準があります。 こちらはCryptoCurrency Certification Consortium(C4)という非営利団体が提案した基準で、暗号通貨取引所やWallet…
Litecoinのノード環境構築を構築します。 LitecoinはBitcoinと比べるとトランザクション量がそれほど多くなく、かつプロトコルがBitcoinとほぼ同じなので、Bitcoin系のテストをするのに手軽にやりやすいと思います。 環境 macOS High Sierra 10.13.4 Docker …
暗号通貨の価格や市場規模を見れるcoinmarketcapデータを取得して可視化するレポジトリが公開されていたので使ってみます。 この記事は以下の元記事にそって実施してみたものになります。 medium.com 事前準備 事前準備として、dockerとdocker swarmをインス…
前の記事を書いた10月の時と比べて、「ブロックチェーンエンジニア」という職種が徐々にメジャーになってきたように感じます。 仮想通貨が2017年11月頃から急騰し、取引所ビジネスの利益率が高いということも広まりました。それに伴って、金融庁の仮想通貨交…
Ethereum上で発行されるトークンには標準規格があります。 最も有名な規格はERC20で、Augur,OmiseGO,Qtumなど多くのトークンがEthereum上で発行されています。 ERCはEthereum Improvement Proposalで提案されて採決されます。 ERC20に続いて、現在ERC20を発…
この記事ではMac OS Sierra 10.12.4を使っています。 Ethereumの環境構築について、最近聞かれるのでまとめました。 現在、Ethereumの環境構築ではメジャーな方法が以下の2つあると考えています。 gethを利用する parityを利用する 今回は2つの方法ともま…